諸陵寮

諸陵寮	しょりょうのりょう。和名は「ミササギノツカサ（美佐々岐乃豆加佐）」と読む。大寮に区分されている。治部省の被官。
位置	皇嘉門の内、治部省の東北、右馬寮の東。
職掌	陵墓・山陵の管理、陵戸（山陵の守人）の名簿管理、凶礼、大喪礼を管轄。
管轄下官庁
備考	７２９年に諸陵司から諸陵寮に昇格。
職　員
諸陵頭	諸陵寮の長官。定員は一人。相当官位は従五位上。
諸陵助	諸陵寮の次官。定員は一人。相当官位は正六位下。正規定員外の権助が一人いた。
諸陵大允	諸陵寮の上判官。定員は一人。相当官位は正七位下。
諸陵少允	諸陵寮の下判官。定員は一人。相当官位は従七位上。
諸陵大属	諸陵寮の上主典。定員は一人。相当官位は従八位上。
諸陵少属	諸陵寮の下主典。定員は一人。相当官位は従八位下。
史生	諸陵寮の事務官。定員は四人。
使部	諸陵寮の事務官。定員は十人。
直丁	諸陵寮の雑用官。定員は二人。