内豎省

内豎省	ないじゅしょう。令外省の一つ。
位置
職掌	宮中で使役する童子である内豎の管理管轄。
管轄下官庁
備考	７６７年に新設。７７２年に廃止。ほとんどの職員が兼任職であった。
職　員
内豎卿	内豎省の長官。定員は一人。相当官位は唯一の就任者弓削御浄が正三位であるため正三位であろうと思われる。
内豎大輔	内豎省の上次官。定員は一人。相当官位は唯一の就任者藤原是公が従四位上であるため従四位上であろうと思われる。
内豎少輔	内豎省の下次官。定員は一人。相当官位は唯一の就任者藤原雄依が従五位下であるため従五位下であろうと思われる。
内豎大丞	内豎省の上判官。定員は二人。相当官位は就任者田口安麻呂が従五位下であるために内豎少輔と同等官位と思われる。
内豎少丞	内豎省の下判官。定員は二人。
内豎大録	内豎省の上主典。定員は一人。
内豎少録	内豎省の下主典。定員は三人。

内豎	ﾅｲｼﾞｭ。宮中で使役された童子のこと。