工藤　貞祐

くどう　さだすけ
（生没年不詳）
父・工藤杲禅
通称..二郎右衛門尉
１３０７年５月１３２６年３月	北条時宗忌日斎会二番衆筆頭。奥州出兵。
工藤　貞祐
父は杲禅で、平頼綱御内人政権の重鎮であった。貞祐は貞時・高時政権に仕え、円覚寺の北条時宗忌日斎会には二番衆筆頭として定められ、得宗領の若狭国の守護代や摂津国多田庄政所もつとめた。貞時１３回忌法要には一品経の妙音品や砂金５０両を調進した。　安東氏一族の紛争が奥州で発生すると幕府軍出兵隊のひとりとして鎮定に出陣、１３２６年７月には安東季長を捕らえて帰国している。