平　盛時

たいらのもりとき
（生没年不詳）
父・平　盛綱
通称..左衛門三郎・左衛門尉・新左衛門尉
１２２８年１０月１２４４年４月１２４７年１２６１年６月	九条頼経に献上した馬の曳手。上洛。宝治合戦に従軍。三浦氏残党を逮捕。
平　盛時
平　盛綱の長男。平　頼綱・長崎光綱の兄。平　頼綱の父という説もある。北条泰時が将軍九条頼経に献上した馬の曳手をつとめ、九条頼嗣将軍就任の時には頼経譲補の奏請のために上洛し、宣旨を持ち帰っている　宝治合戦には北条時頼方として参加、戦後処理にもあたっている。父・盛時が北条氏家令になったときに侍所所司になったらしく、その職もこなしている。　弟・平　頼綱が北条時宗に認められて出世していくと、これに遅れをとったらしく、侍所所司を弟・頼綱に譲ったものと思われる。この頼綱の侍所所司に在職中の空白期に家令に就任したものと考えられるが、実権はすでに弟・頼綱に奪われていただろうと推察できる。文永の役ころまでの生存が確認できる。