尾藤 景綱

びとう かげつな
(?〜1234年8月22日) 
父・尾藤知綱
通称..次郎
法名..道然
1224年閏7月29日
1227年6月18日
1234年8月21日
北条家家令に就任。
出家。
北条家家令を辞任。
尾藤 景綱
 和田合戦がはじまるころから北条泰時の側近として仕えて
承久の乱では泰時軍のひとりとして上洛している。その後は
北条家の家令(内管領の前身)に就任して平盛綱ら御内人と
ともに北条家の雑務に奉仕した。
 景綱は家令として泰時邸や評定所の警備、義時法華堂建立
の奉行、御家人の統括・上洛の補佐などを務めて北条泰時の
信任を得た。
 泰時の次男・時実の乳母を妻がつとめていたが、時実が急
死したために出家したが、その後も政務につとめ武蔵国太田
荘の開発奉行などをしていたが病に罹って平盛綱に家令職を
ゆずった。これにより北条家家令・内管領職は平・長崎一族
に移っていった。