戦前都道府県知事総覧

地方制度沿革事典

　

大　分　県
　
　臼杵藩──────臼杵県──┬───大分県──────┬──大分県─┬─────────大分県
　岡　藩──────岡　県──┤　　　　　　　　　　　　│　　　　　　│
　杵築藩──────杵築県──┤　　　　　　　　　　　　│　　　　　　└福岡県より豊前２郡を編入
　日出藩──────日出県──┤　　　　　　　　　　　　│
　佐伯藩──────佐伯県──┤　　　　　　　　　　　　│
　府内藩──────府内県──┤　　　　　　　　　　　　│
　森　藩──────森　県──┘　　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
　　日田県─────────┬─豊後地方を大分県に編入─┘
　　　　　　　　　　　　　　│　　　　　　(明4.11.14)
　　　　　　　　　　　　　　└─富高地方を美々津県に編入
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(明4.11.14)
　
日田県 明治元年閏４月25日～明治４年11月14日 大分県と美々津県に分離合併
大分県 明治４年11月14日～ 　
豊前２郡 明治９年８月21日に福岡県から大分県に編入 宇佐郡・下毛郡
役職 氏名 在任期間 前職 後職

明治元年閏４月25日～明治４年11月14日　日田県知事
知事 松方　正義 明治元年閏4月25日～明治3年閏10月3日 　 民部大丞
知事 野村　盛秀 明治３年12月19日～明治４年11月14日 長崎県知事 埼玉県県令

明治４年11月14日　大分県県令
参事 森下　景端 明治４年11月14日～明治６年１月22日 岡山県大参事 大分県権令
権令 森下　景端 明治６年１月22日～明治７年９月３日 大分県参事 大分県県令
県令 森下　景端 明治７年９月３日～明治９年６月７日 大分県権令 辞職
権令 香川　真一 明治９年９月４日～明治11年７月25日 製作権頭 大分県県令
県令 香川　真一 明治11年７月25日～明治12年10月13日 大分県権令 辞職
県令 西村　亮吉 明治12年10月13日～明治19年７月19日 山梨県大書記官 大分県知事

明治19年７月19日　大分県知事
　 西村　亮吉 明治19年７月19日～明治24年４月９日 大分県県令 鳥取県知事
　 岩崎　小二郎 明治24年４月９日～明治26年５月26日 滋賀県知事 福岡県知事
　 山田　為暄 明治26年５月26日～明治29年９月28日 福岡県知事 警視総監
　 平山　靖彦 明治29年９月28日～明治30年４月７日 秋田県知事 辞職
　 杉本　重遠 明治30年４月７日～明治31年６月25日 新潟県内務部長 辞職
　 押川　則吉 明治31年６月25日～明治32年８月８日 山形県知事 長野県知事
　 鈴木　定直 明治32年８月８日～明治34年６月７日 警視庁官房主事 警保局長
　 大久保　利武 明治34年６月７日～明治38年９月４日 鳥取県知事 埼玉県知事
　 木下　周一 明治38年９月４日～明治38年９月11日 埼玉県知事 辞職
　 小倉　久 明治38年９月11日～明治39年７月28日 富山県知事 岐阜県知事
　 千葉　貞幹 明治39年７月28日～明治44年７月４日 行政裁判所評定官 長野県知事
　 昌谷　彰 明治44年７月４日～大正２年６月１日 東京府内務部長 休職
　 川口　彦治 大正２年６月１日～大正３年４月28日 愛知県内務部長 奈良県知事
　 黒金　泰義 大正３年４月28日～大正４年８月12日 群馬県知事 山口県知事
　 力石　雄一郎 大正４年８月12日～大正６年１月17日 長野県知事 茨城県知事
　 新妻　駒五郎 大正６年１月17日～大正10年５月27日 大阪府警察部長 辞職
　 田中　千里 大正10年５月27日～大正12年10月12日 大阪府警察部長 熊本県知事
　 後藤　祐明 大正12年10月12日～大正13年７月23日 内閣拓殖局次長 岩手県知事
　 松村　義一 大正13年７月23日～大正14年９月18日 和歌山県内務部長 警保局長
　 永井　準一郎 大正14年９月18日～大正15年９月28日 大阪府警察部長 休職
　 田寺　俊信 大正15年９月28日～昭和２年５月17日 愛知県警察部長 休職
　 藤山　竹一 昭和２年５月17日～昭和３年６月29日 元神奈川県内務部長 栃木県知事
　 久米　成夫 昭和３年６月29日～昭和４年７月５日 広島県内務部長 休職
　 本山　文平 昭和４年７月５日～昭和５年７月22日 元台湾総督府警務局長 熊本県知事
　 阿部　嘉七 昭和５年７月22日～昭和６年12月18日 警視庁刑事部長 休職
　 永野　清 昭和６年12月18日～昭和７年６月28日 元熊本県警察部長 休職
　 田口　易之 昭和７年６月28日～昭和11年４月22日 京都府内務部長 辞職
　 白松　篤樹 昭和11年４月22日～昭和12年７月７日 大臣官房都市計画課長 休職
　 粟屋　仙吉 昭和12年７月７日～昭和14年４月17日 兵庫県総務部長 農林省経済更生部長
　 纐纈　弥三 昭和14年４月17日～昭和16年１月７日 兵庫県警察部長 文部省社会教育局長
　 灘尾　弘吉 昭和16年１月７日～昭和17年６月15日 大臣官房会計課長 厚生省生活局長
　 伊藤　久松 昭和17年６月15日～昭和18年７月１日 大阪府学務部長 辞職
　 早川　元 昭和18年７月１日～昭和19年10月４日 沖縄県知事 陸軍司政長官
　 中村　元治 昭和19年10月４日～昭和20年10月27日 陸軍司政長官 辞職
　 細田　徳寿 昭和20年10月27日～昭和22年３月14日 国土局河川課長 辞職
　 和久田　鉄雄 昭和22年３月14日～昭和22年５月３日 広島県内務部長 辞職
　 　 　 　 　

熊　本　県
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌─長崎県より天草地方を編入(明4.11.14)
　人吉藩──────────人吉県───八代県─┴──────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
　熊本藩───────┬──熊本県───熊本県（１）─白川県─┴─白川県──────熊本県
　宇土藩───────┤
　熊本新田藩─高瀬藩─┘
　
八代県 明治４年11月14日～明治６年１月15日 白川県に合併
熊本県(1) 明治４年11月14日～明治５年６月14日 白川県に改称
白川県 明治５年６月14日～明治９年２月22日 熊本県に改称
熊本県 明治９年２月22日～ 　
役職 氏名 在任期間 前職 後職

明治４年11月14日～明治６年１月15日　八代県県令
参事 太田黒　惟信 明治４年11月14日～明治６年１月15日 　 　

明治４年11月14日～明治５年６月14日　熊本県(1)県令
参事 山田　武甫 明治４年11月14日～明治５年６月14日 　 白川県参事

明治５年６月14日～明治９年２月22日　白川県県令
参事 山田　武甫 明治５年６月14日～明治６年５月28日 熊本県(1)参事 辞職
権令 安岡　良亮 明治６年５月30日～明治８年12月９日 度会県参事 白川県県令
県令 安岡　良亮 明治８年12月９日～明治９年２月22日 白川県権令 熊本県県令

明治９年２月22日　熊本県県令
県令 安岡　良亮 明治９年２月22日～明治９年10月24日 白川県県令 在職中死去
権令 富岡　敬明 明治９年11月20日～明治11年７月25日 名東県権令 熊本県県令
県令 富岡　敬明 明治11年７月25日～明治19年７月19日 熊本県権令 熊本県知事

明治19年７月19日　熊本県知事
　 富岡　敬明 明治19年７月19日～明治24年４月９日 熊本県県令 辞職
　 松平　正直 明治24年４月９日～明治29年12月１日 宮城県知事 内務次官
　 大浦　兼武 明治29年12月１日～明治31年７月28日 山口県知事 宮城県知事
　 徳久　恒範 明治31年７月28日～明治36年６月29日 香川県知事 広島県知事
　 江木　千之 明治36年６月29日～明治40年１月11日 広島県知事 辞職
　 押川　則吉 明治40年１月11日～明治41年７月20日 岩手県知事 農商務次官
　 川路　利恭 明治41年７月20日～明治45年３月28日 奈良県知事 福岡県知事
　 宗像　政 明治45年３月28日～大正元年12月30日 広島県知事 東京府知事
　 上山　満之進 大正元年12月30日～大正２年６月１日 農商務省山林局長 休職
　 赤星　典太 大正２年６月１日～大正３年４月28日 行政裁判所評定官 山口県知事
　 川上　親晴 大正３年４月28日～大正５年10月13日 元警視総監 辞職
　 太田　政弘 大正５年10月13日～大正８年４月18日 石川県知事 新潟県知事
　 川口　彦治 大正８年４月18日～大正10年５月27日 秋田県知事 愛知県知事
　 中山　佐之助 大正10年５月27日～大正11年10月16日 熊本県内務部長 関東庁警務局長
　 岡田　忠彦 大正11年10月16日～大正12年10月12日 長野県知事 警保局長
　 田中　千里 大正12年10月12日～大正13年６月24日 大分県知事 休職
　 中川　健蔵 大正13年６月24日～大正14年９月16日 香川県知事 北海道庁長官
　 佐竹　義文 大正14年９月16日～大正15年９月28日 愛媛県知事 辞職
　 岡　正雄 大正15年９月28日～昭和２年５月17日 富山県知事 辞職
　 斎藤　宗宜 昭和２年５月17日～昭和４年７月５日 元宮崎県知事 辞職
　 大森　吉五郎 昭和４年７月５日～昭和５年７月22日 山口県知事 辞職
　 本山　文平 昭和５年７月22日～昭和６年12月18日 大分県知事 休職
　 山下　謙一 昭和６年12月18日～昭和７年６月28日 元徳島県知事 休職
　 鈴木　敬一 昭和７年６月28日～昭和10年１月15日 富山県知事 広島県知事
　 関屋　延之助 昭和10年１月15日～昭和11年４月22日 山梨県知事 新潟県知事
　 藤岡　長和 昭和11年４月22日～昭和14年４月17日 和歌山県知事 辞職
　 近藤　駿介 昭和14年４月17日～昭和15年４月９日 石川県知事 南洋庁長官
　 雪沢　千代治 昭和15年４月９日～昭和17年６月10日 岩手県知事 愛知県知事
　 横溝　光暉 昭和17年６月10日～昭和19年８月１日 岡山県知事 辞職
　 曽我　梶松 昭和19年８月１日～昭和20年10月27日 農商省生活物資局長 福岡県知事
　 平井　章 昭和20年10月27日～昭和21年１月25日 石川県知事 辞職
　 永井　浩 昭和21年１月25日～昭和21年７月９日 元文部省学徒動員局長 辞職
　 桜井　三郎 昭和21年７月９日～昭和22年３月12日 関東信越地方行政事務局次長 辞職
　 鈴木　直人 昭和22年３月12日～昭和22年５月３日 熊本県内務部長 辞職
　 　 　 　 　

宮　崎　県
　
　　富高県──────日田県に合併
　　　　日田県から富高地方を編入─┐
　延岡藩───────延岡県───┼──美々津県───┬──宮崎県(1)──鹿児島県に合併───宮崎県
　佐土原藩──────佐土原県──┤　　　　　　　　　│
　高鍋藩───────高鍋県───┘　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
　飫肥藩───────飫肥県──────都城県────┘
　
富高県 明治元年閏４月25日～明治元年８月17日 日田県に合併
美々津県 明治４年11月14日～明治６年１月15日 宮崎県(1)に合併
都城県 明治４年11月14日～明治６年１月15日 宮崎県(1)に合併
宮崎県(1) 明治６年１月15日～明治９年８月21日 鹿児島県に合併
宮崎県 明治16年５月９日～ 鹿児島県から旧日向国を分離して再設置
役職 氏名 在任期間 前職 後職

明治元年閏４月25日～明治元年８月17日　富高県知事
知事 木村　貞通 明治元年閏４月25日～明治元年８月17日 　 　

明治４年11月14日～明治６年１月15日　美々津県県令
参事 橋口　兼三 明治４年11月14日～明治４年12月18日 鹿児島県権大参事 司法省七等出仕
参事 福山　健偉 明治４年12月18日～明治６年１月15日 　 宮崎県(1)参事

明治４年11月14日～明治６年１月15日　都城県県令
参事 桂　久武 明治４年11月14日～明治６年１月15日 　 豊岡県権令

明治６年１月15日～明治９年８月21日　宮崎県(1)県令
参事 福山　健偉 明治６年１月15日～明治８年７月19日 美々津県参事 宮崎県(1)権令
権令 福山　健偉 明治８年７月19日～明治９年８月21日 宮崎県(1)参事 　

明治16年５月９日　宮崎県県令
県令 田辺　輝実 明治16年５月９日～明治19年７月19日 内務権大書記官 宮崎県知事

明治19年７月19日　宮崎県知事
　 田辺　輝実 明治19年７月19日～明治20年１月４日 宮崎県県令 辞職
　 時任　為基 明治20年１月４日～明治20年３月18日 北海道庁長官 元老院議官
　 岩山　敬義 明治20年３月18日～明治24年４月９日 元老院議官 石川県知事
　 永峰　弥吉 明治24年４月９日～明治25年８月20日 大阪府内務部長 佐賀県知事
　 藤原　汎愛 明治25年８月20日～明治27年１月20日 鳥取県内務部長 辞職
　 千田　貞暁 明治27年１月20日～明治31年６月３日 京都府知事 辞職
　 樺山　資雄 明治31年６月３日～明治32年８月８日 宮城県知事 休職
　 園山　勇 明治32年８月８日～明治35年２月８日 長野県知事 休職
　 岩男　三郎 明治35年２月８日～明治38年12月31日 福井県知事 徳島県知事
　 戸田　恒太郎 明治38年12月31日～明治39年７月28日 静岡県第一部長 休職
　 永井　環 明治39年７月28日～明治41年３月28日 兵庫県第一部長 休職
　 高岡　直吉 明治41年３月28日～明治44年３月13日 北海道庁内務部長 島根県知事
　 有吉　忠一 明治44年３月13日～大正４年８月12日 朝鮮総督府総務部長官 神奈川県知事
　 堀内　秀太郎 大正４年８月12日～大正８年８月20日 北海道庁内務部長 埼玉県知事
　 広瀬　直幹 大正８年８月20日～大正10年６月３日 長崎県内務部長 関東庁内務局長
　 杉山　四五郎 大正10年６月３日～大正11年10月16日 関東庁事務総長 辞職
　 大芝　惣吉 大正11年10月16日～大正12年10月25日 群馬県知事 休職
　 斎藤　宗宜 大正12年10月25日～大正14年９月16日 熊本県内務部長 休職
　 時永　浦三 大正14年９月16日～大正15年９月28日 宮城県内務部長 佐賀県知事
　 加勢　清雄 大正15年９月28日～昭和２年５月17日 北海道庁土木部長 高知県知事
　 古宇田　晶 昭和２年５月17日～昭和３年１月10日 元北海道庁土木部長 辞職
　 山岡　国利 昭和３年１月10日～昭和４年７月５日 元三重県知事 休職
　 石田　馨 昭和４年７月５日～昭和５年８月26日 京都府内務部長 千葉県知事
　 有吉　実 昭和５年８月26日～昭和６年12月18日 愛知県警察部長 辞職
　 半井　清 昭和６年12月18日～昭和６年12月21日 佐賀県知事 辞職
　 木下　義介 昭和６年12月21日～昭和８年６月23日 警視庁官房主事 香川県知事
　 君島　清吉 昭和８年６月23日～昭和10年１月15日 香川県知事 群馬県知事
　 三島　誠也 昭和10年１月15日～昭和12年７月７日 警視庁警務部長 奈良県知事
　 相川　勝六 昭和12年７月７日～昭和14年９月５日 朝鮮総督府官房外事課長 広島県知事
　 長谷川　透 昭和14年９月５日～昭和16年１月７日 大阪府総務部長 辞職
　 長船　克己 昭和16年１月７日～昭和18年７月１日 静岡県総務部長 秋田県知事
　 西広　忠雄 昭和18年７月１日～昭和19年８月１日 東京府内政部長 朝鮮総督府警務局長
　 谷口　明三 明治19年８月１日～昭和20年10月27日 警視庁警務部長 辞職
　 安中　忠雄 昭和20年10月27日～昭和22年３月14日 北海地方総監府官房主事 辞職
　 盛本　完 昭和22年３月14日～昭和22年５月３日 山口県内務部長 辞職
　 　 　 　 　

鹿　児　島　県

　薩摩藩───────鹿児島県────鹿児島県────┬─────鹿児島県
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└─旧日向国を分離し宮崎県を設置
　
鹿児島県 明治４年11月14日～ 　
役職 氏名 在任期間 前職 後職

明治４年11月14日　鹿児島県県令
参事 大山　綱良 明治４年11月14日～明治６年４月19日 鹿児島県大参事 鹿児島県権令
権令 大山　綱良 明治６年４月19日～明治７年10月５日 鹿児島県参事 鹿児島県県令
県令 大山　綱良 明治７年10月５日～明治10年３月17日 鹿児島県権令 官位褫奪
県令 岩村　通俊 明治10年３月21日～明治13年６月28日 四等判事 元老院議官
県令 渡辺　千秋 明治13年６月28日～明治19年７月19日 鹿児島県大書記官 鹿児島県知事

明治19年７月19日　鹿児島県知事
　 渡辺　千秋 明治19年７月19日～明治23年９月４日 鹿児島県県令 行政裁判所評定官
　 山内　堤雲 明治23年９月４日～明治25年11月４日 逓信省会計局長 辞職
　 大迫　貞清 明治25年11月４日～明治27年１月20日 元老院議官 辞職
　 加納　久宜 明治27年１月20日～明治33年７月８日 東京控訴院検事 休職
　 千頭　清臣 明治33年７月８日～明治40年12月27日 新潟県知事 辞職
　 阪本　釤之助 明治40年12月27日～明治44年７月４日 福井県知事 辞職
　 谷口　留五郎 明治44年７月４日～大正３年４月28日 岡山県知事 福岡県知事
　 高岡　直吉 大正３年４月28日～大正６年12月17日 島根県知事 休職
　 橋本　正治 大正６年12月17日～大正10年12月24日 北海道庁内務部長 山口県知事
　 中川　望 大正10年12月24日～大正12年９月29日 山口県知事 大阪府知事
　 小幡　豊治 大正12年９月29日～大正13年６月24日 高知県知事 徳島県知事
　 縣　　忍 大正13年６月24日～大正15年９月28日 山形県知事 千葉県知事
　 長野　幹 大正15年９月28日～昭和２年５月17日 秋田県知事 休職
　 松本　学 昭和２年５月17日～昭和３年１月10日 静岡県知事 休職
　 後藤　多喜蔵 昭和３年１月10日～昭和４年７月５日 神奈川県内務部長 千葉県知事
　 山口　安憲 昭和４年７月５日～昭和６年10月24日 社会局保険部長 山形県知事
　 窪田　治輔 昭和６年10月24日～昭和６年12月18日 山形県知事 休職
　 市村　慶三 昭和６年12月18日～昭和10年１月15日 三重県知事 辞職
　 早川　三郎 昭和10年１月15日～昭和11年４月22日 三重県知事 広島県知事
　 中村　安次郎 昭和11年４月22日～昭和13年６月24日 京都府総務部長 新潟県知事
　 蔵重　久 昭和13年６月24日～昭和14年４月17日 沖縄県知事 辞職
　 藤野　恵 昭和14年４月17日～昭和15年８月13日 文部省実業学務局長 文部省教学局長官
　 新居　善太郎 昭和15年８月13日～昭和16年10月20日 厚生省社会局長 国土局長
　 薄田　美朝 昭和16年10月20日～昭和18年４月23日 群馬県知事 警視総監
　 柴山　博 昭和18年４月23日～昭和20年４月21日 地方局監察官 辞職
　 柘植　文雄 昭和20年４月21日～昭和20年10月27日 福岡県警察部長 辞職
　 竜野　喜一郎 昭和20年10月27日～昭和21年７月23日 近畿地方総監府第一部長 九州地方商工局長
　 重成　格 昭和21年７月23日～昭和22年３月11日 兵庫県内務部長 辞職
　 橋爪　清人 昭和22年３月11日～昭和22年５月３日 長野県内務部長 辞職
　 　 　 　 　

沖　縄　県

　琉球藩──外務省管轄から内務省管轄に変更(明7.7.12)────────沖縄県
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
沖縄県 明治12年４月４日～ 　
役職 氏名 在任期間 前職 後職

明治５年９月14日～明治12年４月４日　琉球藩王
藩王 尚　　泰 明治５年９月14日～明治12年４月４日 　 　
外務使節 伊地知　貞馨 明治５年９月27日～明治６年４月21日 外務省六等出仕兼任 　
外務使節 伊地知　貞馨 明治７年１月20日～明治８年８月 　 　
内務使節 松田　道之 明治８年５月13日～明治８年９月11日 内務大丞兼任 　
琉球藩在勤 木梨　精一郎 明治９年５月18日～明治９年７月16日 内務少丞兼任 　
内務使節 松田　道之 明治11年12月27日～明治12年２月４日 内務大丞兼任 　
琉球処分官 松田　道之 明治12年２月18日～明治12年６月13日 内務大丞兼任 　
県令心得 木梨　精一郎 明治12年３月27日～明治12年５月19日 内務少丞兼任 　

明治12年４月４日　沖縄県県令
県令 鍋島　直彬 明治12年４月４日～明治14年５月13日 宮内省御用掛 元老院議官
県令 上杉　茂憲 明治14年５月13日～明治16年４月22日 　 元老院議官
県令 岩村　通俊 明治16年４月22日～明治16年12月12日 会計検査院長兼任 辞職
県令 西村　捨三 明治16年12月12日～明治19年４月27日 内務大書記官兼任 土木局長
県令 大迫　貞清 明治19年４月27日～明治19年７月19日 元老院議官 沖縄県知事

明治19年７月19日　沖縄県知事
　 大迫　貞清 明治19年７月19日～明治20年４月14日 沖縄県県令 元老院議官
　 福原　実 明治20年４月14日～明治21年９月18日 元老院議官 元老院議官
　 丸岡　莞爾 明治21年９月18日～明治25年７月20日 社寺局長 高知県知事
　 奈良原　繁 明治25年７月20日～明治41年４月６日 宮中顧問官 辞職
　 日比　重明 明治41年４月６日～大正２年６月１日 沖縄県内務部長 辞職
　 高橋　琢也 大正２年６月１日～大正３年６月９日 農商務省山林局長 休職
　 大味　久五郎 大正３年６月９日～大正５年４月28日 山形県内務部長 休職
　 小田切　磐太郎 大正５年４月28日～大正５年５月４日 山形県知事 辞職
　 鈴木　邦義 大正５年５月４日～大正８年４月18日 大阪府内務部長 休職
　 川越　壮介 大正８年４月18日～大正10年５月27日 福岡県内務部長 徳島県知事
　 和田　潤 大正10年５月27日～大正12年10月25日 沖縄県内務部長 休職
　 岩元　禧 大正12年10月25日～大正13年６月24日 茨城県内務部長 休職
　 亀井　光政 大正13年６月24日～大正15年９月28日 福島県内務部長 休職
　 今宿　次雄 大正15年９月28日～昭和２年５月７日 埼玉県内務部長 辞職
　 飯尾　藤次郎 昭和２年５月７日～昭和３年12月26日 元朝鮮黄海道知事 岩手県知事
　 細川　長平 昭和３年12月26日～昭和４年７月５日 北海道庁内務部長 埼玉県知事
　 守屋　磨瑳夫 昭和４年７月５日～昭和５年８月26日 社会局保険部大阪出張所長 青森県知事
　 井野　次郎 昭和５年８月26日～昭和10年６月28日 北海道庁土木部長 宮城県知事
　 蔵重　久 昭和10年６月28日～昭和13年６月24日 兵庫県総務部長 鹿児島県知事
　 淵上　房太郎 昭和13年６月24日～昭和16年１月７日 広島県総務部長 辞職
　 早川　元 昭和16年１月７日～昭和18年７月１日 熊本県総務部長 大分県知事
　 泉　守紀 昭和18年７月１日～昭和20年１月12日 北海道庁内政部長 香川県知事
　 島田　叡 昭和20年１月12日～昭和20年６月23日 大阪府内政部長 在職中死去