東条英機内閣

昭和１６年１０月１８日成立〜昭和１９年７月２２日総辞職

国務大臣 兼 氏　名 在任期間 政党 備考
総理大臣 　 東条　英機 昭和１６・１０・１８〜昭和１９・７・２２ 陸軍 陸士１７期
外務大臣 　 東郷　茂徳 昭和１６・１０・１８〜昭和１７・９・１ 外務官僚 東大
　 兼任 東条　英機 昭和１７・９・１〜昭和１７・９・１７ 　 　
　 　 谷　正之 昭和１７・９・１７〜昭和１８・４・２０ 外務官僚 東大
　 　 重光　葵 昭和１８・４・２０〜昭和１９・７・２２ 外務官僚 東大
内務大臣 兼任 東条　英機 昭和１６・１０・１８〜昭和１７・２・１７ 　 　
　 　 湯沢　三千男 昭和１７・２・１７〜昭和１８・４・２０ 内務官僚 東大
　 　 安藤　紀三郎 昭和１８・４・２０〜昭和１９・７・２２ 陸軍 陸士１１期
　 事務 東条　英機 昭和１７・１１・２５〜昭和１８・１・４ 　 　
大蔵大臣 　 賀屋　興宣 昭和１６・１０・１８〜昭和１９・２・１９ 研究会 東大
　 　 石渡　荘太郎 昭和１９・２・１９〜昭和１９・７・２２ 研究会 東大
陸軍大臣 兼任 東条　英機 昭和１６・１０・１８〜昭和１９・７・２２ 　 　
海軍大臣 　 嶋田　繁太郎 昭和１６・１０・１８〜昭和１９・７・１７ 海軍 海兵３２期
　 　 野村　直邦 昭和１９・７・１７〜昭和１９・７・２２ 海軍 海兵３５期
司法大臣 　 岩村　通世 昭和１６・１０・１８〜昭和１９・７・２２ 司法官僚 東大
文部大臣 　 橋田　邦彦 昭和１６・１０・１８〜昭和１８・４・２０ 東大教授 東大
　 兼任 東条　英機 昭和１８・４・２０〜昭和１８・４・２３ 　 　
　 　 岡部　長景　　子爵 昭和１８・４・２３〜昭和１９・７・２２ 研究会 東大
農林大臣 　 井野　碩哉 昭和１６・１０・１８〜昭和１８・４・２０ 農商官僚 東大
　 　 山崎　達之輔 昭和１８・４・２０〜昭和１８・１１・１ 翼賛政治会 京大
　 　 　 ＜昭和１８年１１月１日廃止＞ 　 　
農商大臣 　 山崎　達之輔 昭和１８・１１・１〜昭和１９・２・１９ 　 　
　 　 　 ＜昭和１８年１１月１日新設＞ 　 　
　 　 内田　信也 昭和１９・２・１９〜昭和１９・７・２２ 翼賛政治会 一橋大
商工大臣 　 岸　信介 昭和１６・１０・１８〜昭和１８・１０・８ 衆議院議員 東大
　 兼任 東条　英機 昭和１８・１０・８〜昭和１８・１１・１ 　 　
　 　 　 ＜昭和１８年１１月１日廃止＞ 　 　
軍需大臣 兼任 東条　英機 昭和１８・１１・１〜昭和１９・７・２２ 　 　
　 　 　 ＜昭和１８年１１月１日新設＞ 　 　
逓信大臣 　 寺島　健 昭和１６・１０・１８〜昭和１８・１０・８ 海軍 海兵３１期
　 兼任 八田　嘉明 昭和１８・１０・８〜昭和１８・１１・１ 研究会 東大土木
　 　 　 ＜昭和１８年１１月１日廃止＞ 　 　
鉄道大臣 兼任 寺島　健 昭和１６・１０・１８〜昭和１６・１２・２ 　 　
　 　 八田　嘉明 昭和１６・１２・２〜昭和１８・１１・１ 　 　
　 　 　 ＜昭和１８年１１月１日廃止＞ 　 　
運輸通信大臣 　 八田　嘉明 昭和１８・１１・１〜昭和１９・２・１９ 　 　
　 　 　 ＜昭和１８年１１月１日新設＞ 　 　
　 　 五島　慶太 昭和１９・２・１９〜昭和１９・７・２２ 実業家 東大
拓務大臣 兼任 東郷　茂徳 昭和１６・１０・１８〜昭和１６・１２・２ 　 　
　 兼任 井野　碩哉 昭和１６・１２・２〜昭和１７・１１・１ 　 　
　 　 　 ＜昭和１７年１１月１日廃止＞ 　 　
大東亜大臣 　 青木　一男 昭和１７・１１・１〜昭和１９・７・２２ 研究会 東大
　 　 　 ＜昭和１７年１１月１日新設＞ 　 　
厚生大臣 　 小泉　親彦 昭和１６・１０・１８〜昭和１９・７・２２ 陸軍軍医 東大
国務大臣 　 鈴木　貞一 昭和１６・１０・１８〜昭和１８・１０・８ 陸軍 陸士２２期
国務大臣 　 安藤　紀三郎 昭和１７・６・９〜昭和１８・４・２０ 　 　
国務大臣 　 青木　一男 昭和１７・９・１７〜昭和１７・１１・１ 　 　
国務大臣 　 大麻　唯男 昭和１８・４・２０〜昭和１９・７・２２ 翼賛政治会 東大
国務大臣 　 後藤　文夫 昭和１８・５・２６〜昭和１９・７・２２ 翼賛政治会 東大
国務大臣 　 岸　信介 昭和１８・１０・８〜昭和１９・７・２２ 　 　
国務大臣 　 藤原　銀次郎 昭和１８・１１・１７〜昭和１９・７・２２ 研究会 慶応義塾
　 　 　 　 　 　
内閣書記官長 　 星野　直樹 昭和１６・１０・１８〜昭和１９・７・２２ 研究会 東大
法制局長官 　 森山　鋭一 昭和１６・１０・１８〜昭和１９・７・２２ 内務官僚 東大

　

成立 木戸幸一の推薦により成立。
総辞職 サイパンが陥落し、重臣たちの倒閣運動が表面化したため総辞職。

　

東条　英機 １８８４年（明治１７）１２月３０日に東京で生まれる。
１９４８年（昭和２３）１２月２３日にＡ級戦犯として法務死。６５歳。
父：陸軍中将・東条英教　　　母：千歳　　　
妻：伊藤万太郎の娘、かつ子

出身校：明治３８年・陸軍士官学校１７期卒業、大正４年・陸軍大学校卒業
主な重職経歴
（閣僚を除く）		 参謀本部編制動員課長（昭和６）・関東憲兵隊司令官（昭和10）・関東軍参謀長（昭和12）
陸軍次官（昭和13）・航空総監兼航空本部長（昭和13）・参謀総長（昭和19）
全閣僚経験 初入閣：陸軍大臣（昭和１５年７月２２日〜昭和１６年７月１８日・第二次近衛文麿内閣）
陸軍大臣（昭和１６年７月１８日〜昭和１６年１０月１８日・第三次近衛文麿内閣）
総理大臣（昭和１６年１０月１８日〜昭和１９年７月２２日・東条英機内閣）
陸軍大臣（兼任　昭和１６年１０月１８日〜昭和１９年７月２２日・東条英機内閣）
内務大臣（兼任　昭和１６年１０月１８日〜昭和１７年２月１７日・東条英機内閣）
外務大臣（兼任　昭和１７年９月１日〜昭和１７年９月１７日・東条英機内閣）
文部大臣（兼任　昭和１８年４月２０日〜昭和１８年４月２３日・東条英機内閣）
軍需大臣（兼任　昭和１８年１１月１日〜昭和１９年７月２２日・東条英機内閣）
爵位等 陸軍少将（昭和８）→陸軍中将（昭和１１）→陸軍大将（昭和１６）

　

第三次
近衛文麿内閣		 　 小磯国昭内閣