第一次吉田茂内閣

昭和２１年５月２２日成立〜昭和２２年５月２４日総辞職

国務大臣 兼 氏　名 在任期間 政党 備考
総理大臣 　 吉田　茂 昭和２１・５・２２〜昭和２２・５・２４ 日本自由党 　
外務大臣 兼任 吉田　茂 昭和２１・５・２２〜昭和２２・５・２４ 　 　
内務大臣 　 大村　清一 昭和２１・５・２２〜昭和２２・１・３１ 内務官僚 　
　 　 植原　悦二郎 昭和２１・１・３１〜昭和２２・５・２４ 日本自由党 　
大蔵大臣 　 石橋　湛山 昭和２１・５・２２〜昭和２２・５・２４ 日本自由党 　
第一復員大臣 兼任 吉田　茂 昭和２１・５・２２〜昭和２１・６・１５ 　 　
　 　 　 ＜昭和２１年６月１５日廃止＞ 　 　
第二復員大臣 兼任 吉田　茂 昭和２１・５・２２〜昭和２１・６・１５ 　 　
　 　 　 ＜昭和２１年６月１５日廃止＞ 　 　
復員庁総裁 　 幣原　喜重郎　男爵 昭和２１・６・１５〜昭和２２・５・２４ 日本進歩党 　
　 　 　 ＜昭和２１年６月１５日新設＞ 　 　
司法大臣 　 木村　篤太郎 昭和２１・５・２２〜昭和２２・５・２４ 司法官僚 　
文部大臣 　 田中　耕太郎 昭和２１・５・２２〜昭和２２・１・３１ 東大教授 　
　 　 高橋　誠一郎 昭和２２・１・３１〜昭和２２・５・２４ 慶応教授 　
農林大臣 　 和田　博雄 昭和２１・５・２２〜昭和２２・１・３１ 農商官僚 　
　 兼任 吉田　茂 昭和２２・１・３１〜昭和２２・２・１５ 　 　
　 　 木村　小左衛門 昭和２１・２・１５〜昭和２２・５・２４ 日本進歩党 　
商工大臣 　 星島　二郎 昭和２１・５・２２〜昭和２２・１・３１ 日本自由党 　
　 　 石井　光次郎 昭和２２・１・３１〜昭和２２・５・２４ 日本自由党 　
運輸大臣 　 平塚　常次郎 昭和２１・５・２２〜昭和２２・１・３１ 日本自由党 　
　 　 増田　甲子七 昭和２２・１・３１〜昭和２２・５・２４ 内務官僚 　
厚生大臣 　 河合　良成 昭和２１・５・２２〜昭和２２・５・２２ 同成会 　
　 臨代 吉田　茂 昭和２２・５・２２〜昭和２２・５・２４ 　 　
逓信大臣 　 一松　定吉 昭和２１・７・１〜昭和２２・５・２４ 日本進歩党 　
　 　 　 ＜昭和２１年７月１日新設＞ 　 　
経済安定本部
　　　　　総務長官		 　 膳　桂之助 昭和２１・８・１２〜昭和２２・１・３１ 研究会 　
　 　 　 ＜昭和２１年８月１２日新設＞ 　 　
　 兼任 石橋　湛山 昭和２２・１・３１〜昭和２２・３・２０ 　 　
　 　 高瀬　荘太郎 昭和２２・３・２０〜昭和２２・５・２４ 東京商大教授 　
物価庁長官 兼任 膳　桂之助 昭和２１・８・１２〜昭和２２・１・３１ 　 　
　 　 　 ＜昭和２１年８月１２日新設＞ 　 　
　 兼任 高瀬　荘太郎 昭和２２・１・３１〜昭和２２・５・２４ 　 　
行政調査部総裁 　 斎藤　隆夫 昭和２１・１０・２８〜昭和２２・５・２４ 日本進歩党 　
　 　 　 ＜昭和２１年１０月２８日新設＞ 　 　
国務大臣 　 幣原　喜重郎 昭和２１・５・２２〜昭和２２・５・２４ 　 　
国務大臣 　 植原　悦次郎 昭和２１・５・２２〜昭和２２・１・３１ 　 　
国務大臣 　 一松　定吉 昭和２１・５・２２〜昭和２１・７・１ 　 　
国務大臣 　 斎藤　隆夫 昭和２１・５・２２〜昭和２２・５・２４ 　 　
国務大臣 　 金森　徳次郎 昭和２１・６・１９〜昭和２２・５・２４ 同成会 　
国務大臣 　 膳　桂之助 昭和２１・７・２３〜昭和２２・１・３１ 　 　
国務大臣 　 星島　二郎 昭和２２・１・３１〜昭和２２・５・２４ 　 　
国務大臣 　 田中　万逸 昭和２２・２・２８〜昭和２２・５・２２ 日本進歩党 　
国務大臣 　 高橋　荘太郎 昭和２２・３・２０〜昭和２２・５・２４ 　 　
　 　 　 　 　 　
内閣書記官長 　 林　譲治 昭和２１・５・２２〜昭和２２・５・３ 日本自由党 　
　 　 　 ＜昭和２２年５月３日改称＞ 　 　
内閣官房長官 　 林　譲治 昭和２２・５・３〜昭和２２・５・２４ 　 　
　 　 　 ＜昭和２２年５月３日改称＞ 　 　
法制局長官 　 入江　俊郎 昭和２１・５・２２〜昭和２２・５・２４ 同和会 　

　

成立 日本自由党(第一党)の鳩山一郎が公職追放になったため鳩山一郎の委託により自由・進歩連立内閣として成立。
総辞職 新憲法下初の総選挙で日本社会党に第一党を奪われ、総辞職。

　

吉田　茂 １８７８年（明治１１）９月２２日に生まれる。
１９６７年（昭和４２）１０月２０日に死去。８９歳。
父：土佐藩士で自由党員・竹内綱　　
養父・貿易商・吉田健三
妻：牧野伸顕の長女、雪子

出身校：明治３９年・東京帝国大学法科大学政治学科卒業、明治３９年・外交官試験合格
主な重職経歴
（閣僚を除く）		 安東領事(大正元）・パリ講和会議随員(大正８)・天津総領事(大正11)・奉天総領事(大正14)・外務次官(昭和３)
駐伊大使(昭和５)・駐英大使(昭和11)・貴族院議員(昭和20)・日本自由党総裁(昭和21)・衆議院議員(昭和22)
自由党総裁(昭和25)
全閣僚経験 初入閣：外務大臣（昭和２０年９月１７日〜昭和２０年１０月９日・東久邇宮稔彦王内閣）
外務大臣（昭和２０年１０月９日〜昭和２１年５月２２日・幣原喜重郎内閣）
総理大臣（昭和２１年５月２２日〜昭和２２年５月２４日・第一次吉田茂内閣）
外務大臣（兼任　昭和２１年５月２２日〜昭和２２年５月２４日・第一次吉田茂内閣）
第一復員大臣（兼任　昭和２１年５月２２日〜昭和２１年６月１５日・第一次吉田茂内閣）
第二復員大臣（兼任　昭和２１年５月２２日〜昭和２１年６月１５日・第一次吉田茂内閣）
農林大臣（兼任　昭和２２年１月３１日〜昭和２２年２月１５日・第一次吉田茂内閣）
厚生大臣（臨時代理　昭和２２年５月２２日〜昭和２２年５月２４日・第一次吉田茂内閣）
総理大臣（昭和２３年１０月１５日〜昭和２４年２月１６日・第二次吉田茂内閣）
法務総裁（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１１月７日・第二次吉田茂内閣）
外務大臣（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１０月１９日・第二次吉田茂内閣）
大蔵大臣（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１０月１９日・第二次吉田茂内閣）
文部大臣（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１０月１９日・第二次吉田茂内閣）
厚生大臣（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１０月１９日・第二次吉田茂内閣）
農林大臣（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１０月１９日・第二次吉田茂内閣）
商工大臣（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１０月１９日・第二次吉田茂内閣）
運輸大臣（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１０月１９日・第二次吉田茂内閣）
逓信大臣（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１０月１９日・第二次吉田茂内閣）
労働大臣（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１０月１９日・第二次吉田茂内閣）
建設大臣（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１０月１９日・第二次吉田茂内閣）
経済安定本部総務長官（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１０月１９日・第二次吉田茂内閣）
中央経済調査庁長官（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１０月１９日・第二次吉田茂内閣）
物価庁長官（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１０月１９日・第二次吉田茂内閣）
行政管理庁長官（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１０月１９日・第二次吉田茂内閣）
賠償庁長官（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１０月１９日・第二次吉田茂内閣）
地方財政委員会委員長（臨時代理　昭和２３年１０月１５日〜昭和２３年１０月１９日・第二次吉田茂内閣）
外務大臣（兼任　昭和２３年１０月１９日〜昭和２４年２月１６日・第二次吉田茂内閣）
総理大臣（昭和２４年２月１６日〜昭和２７年１０月３０日・第三次吉田茂内閣）
外務大臣（兼任　昭和２４年２月１６日〜昭和２７年４月３０日・第三次吉田茂内閣）
保安庁長官（兼任　昭和２７年８月１日〜昭和２７年１０月３０日・第三次吉田茂内閣）
総理大臣（昭和２７年１０月３０日〜昭和２８年５月２１日・第四次吉田茂内閣）
総理大臣（昭和２８年５月２１日〜昭和２９年１２月１０日・第五次吉田茂内閣）
爵位等 国葬(昭和42)
大勲位菊花大綬章(昭和39)・従一位大勲位菊花章頸飾(昭和42)

　

幣原喜重郎内閣 　 片山　哲内閣