陸軍憲兵関係

　

　

北支那派遣憲兵隊司令官

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任 前職 後職
支那駐屯軍憲兵長
大尉 　 大園　長喜 ２４期 大正14・12・2 昭和3・8 　 　
大尉 　 森木　五郎 ２５期 昭和3・8 昭和9・3・5 　 　
大尉 　 池上　発一 ３１期 昭和9・3・5 昭和11・5・1 　 　
支那駐屯憲兵隊長
大佐 　 藤井　慎二 １９期 昭和11・5・1 昭和12・11・1 　 　
大佐 　 大野　広一 ２６期 昭和12・11・1 昭和13・8・31 天津憲兵隊長 北支駐憲兵隊総務部長
支那駐屯憲兵隊司令官
少将 　 佐々木　到一 １８期 昭和13・8・31 昭和14・9・7 独立混成第３旅団長 第１０師団長
少将 　 北野　憲造 ２２期 昭和14・9・7 昭和15・7・22 朝鮮軍参謀長 第４師団長
少将 　 矢野　音三郎 ２２期 昭和15・7・22 昭和16・6・24 鎮海湾要塞司令官 北支那派遣憲兵隊司令官
北支那派遣憲兵隊司令官
少将 　 矢野　音三郎 ２２期 昭和16・6・24 昭和16・7・1 支那駐屯憲兵隊司令官 第２６師団長
中将 　 城倉　義衛 ２０期 昭和16・7・1 昭和17・8・1 憲兵司令部本部長 待命
少将 　 三浦　三郎 ２５期 昭和17・8・1 昭和18・8・26 陸軍憲兵学校校長 関東憲兵隊司令官
少将 　 加藤　泊治郎 ２２期 昭和18・8・26 昭和20・8・10 憲兵司令官 　
大佐 　 重藤　憲文 ２８期 昭和20・8・10 昭和20・9・18 南支那派遣憲兵隊長 　
少将 代 本多　武男 ２５期 昭和20・9・18 　 北支那方面軍附 　

中支那派遣憲兵隊司令官

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任 前職 後職
大佐 　 大木　繁 ２２期 昭和12・12・1 昭和13・12・1 北京憲兵隊長 大阪憲兵隊長
少将 　 島本　正一 ２１期 昭和14・1・15 昭和14・8・1 中支那派遣軍附 由良要塞司令官
少将 　 十川　次郎 ２３期 昭和14・8・1 昭和16・3・1 近衛歩兵第２旅団長 第１０師団長
少将 　 大木　繁 ２２期 昭和16・3・1 昭和18・8・26 大阪憲兵隊長 憲兵司令官
少将 　 大野　広一 ２６期 昭和18・8・26 昭和20・4・7 陸軍憲兵学校校長 第１１師団長
少将 　 四方　諒二 ２９期 昭和20・4・7 　 上海憲兵隊長 　

南支那派遣憲兵隊長

昭和１３年９月９日　第２１野戦憲兵隊として編成
昭和１５年３月９日　南支那派遣憲兵隊に改編

管轄下分隊として広東中央・広東東・広東河南・韶関・仙山・梧州・江門・三亜の各分隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 林　　清 ２７期 昭和13・8・13 昭和15・3・9
南支那派遣憲兵隊長
中佐 　 林　　清 ２７期 昭和15・3・9 昭和15・8・1
大佐 　 斎藤　美夫 ２３期 昭和15・8・1 昭和17・5・2
大佐 　 重藤　憲文 ２８期 昭和17・5・2 　

北京憲兵隊長

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 赤藤　庄次 ２７期 昭和12・8・25 昭和13・8
大佐 　 由里　亀太郎 ２２期 昭和13・8・13 昭和16・10・15
大佐 　 赤藤　庄次 ２７期 昭和16・11・1 昭和18・8・2
中佐 　 赤穂津　正気 ３４期 昭和18・9・20 　

天津憲兵隊長

昭和１８年８月２６日　北京憲兵隊天津分隊に降格
昭和２０年３月１５日　北京憲兵隊天津分隊から昇格

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
大佐 　 大野　広一 ２６期 昭和12・11・1 昭和13・8・31
中佐 　 村野　直弘 ２４期 昭和13・8・31 昭和14・4・20
中佐 　 菊池　覚 ２６期 昭和14・4・20 昭和16・10・15
中佐 　 池上　発一 ３１期 昭和16・11・1 昭和18・8・26
少佐 　 笠原　三郎 少９期 昭和20・3・15 　

張家口憲兵隊長

昭和１２年　駐蒙臨時憲兵隊
昭和１３年２月　駐蒙憲兵隊
昭和１３年８月　張家口憲兵隊と改称

管轄下分隊として張家口・大同・朔県・綏遠・包頭・蔚県の各分隊
宣化・代岳鎮・左雲・平地泉・薩拉斉・雲邱の各分遣隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 板尾　秀一 ２３期 昭和12・7 昭和13・2
駐蒙憲兵隊長
中佐 　 板尾　秀一 ２３期 昭和13・2 昭和13・8
張家口憲兵隊長
中佐 　 板尾　秀一 ２３期 昭和13・8 昭和15・8・1
中佐 　 中山　総三 ３０期 昭和15・8・1 昭和16・11・6
中佐 　 天野　輝 ３０期 昭和16・11・6 昭和18・8・26
中佐 　 小林　耕蔵 ３１期 昭和18・8・26 　

済南憲兵隊長

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
少佐 　 船木　金蔵 不明 昭和13・6・13 昭和13・8
少佐 　 田中　俊士 ２７期 昭和13・8・31 昭和14
少佐 代 藤田　正 ３６期 昭和14・11・27 昭和15・3・9
大佐 　 赤藤　庄次 ２７期 昭和15・3・9 昭和16・3・1
中佐 　 角田　忠七郎 ３２期 昭和16・3・1 昭和16・10・15
中佐 　 村上　直枝 ２８期 昭和16・10・15 昭和18・8・2
中佐 　 広田　米蔵 ２７期 昭和18・8・2 　

青島憲兵隊長

昭和１８年８月２６日　済南憲兵隊青島分隊に降格
昭和２０年３月１５日　済南憲兵隊青島分隊から昇格

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 上砂　勝七 ２５期 昭和13・2 昭和15・8・1
大佐 　 森木　五郎 ２５期 昭和15・8・1 昭和17・8・1
大佐 　 中山　孝一 ２８期 昭和17・8・1 昭和18・8・26
少佐 　 高橋　亨 ４７期 昭和20・3・15 　

開封憲兵隊長

昭和１８年８月２６日　済南憲兵隊開封分隊に降格

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 広田　米蔵 ２７期 昭和15・9・14 昭和16・8・1
中佐 　 井部　重郎 ３２期 昭和16・8・1 昭和18・3・1
中佐 　 佐藤　邦男 ３５期 昭和18・3・1 昭和18・8・26

鄭州憲兵隊長

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
大佐 　 安藤　次郎 ２７期 昭和20・1・25 　

太原憲兵隊長

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 菊池　覚 ２６期 昭和13・8・31 昭和14・4・20
中佐 　 鎌田　浩 ２８期 昭和14・4・20 昭和15・8・1
中佐 　 赤城　茂三 ２６期 昭和15・8・1 昭和16・10
中佐 　 西村　立身 ２８期 昭和16・10・15 昭和18・3・1
中佐 　 井部　重郎 ３２期 昭和18・3・1 昭和20・3・8
中佐 　 高橋　虎鹿 ２７期 昭和20・3 　

運城憲兵隊長・臨汾憲兵隊長

昭和１７年４月１０日　臨汾憲兵隊と改称
昭和１８年８月２６日　太原憲兵隊臨汾分隊に降格

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 広田　光雄 ２５期 昭和13・8 昭和14・3・9
大佐 兼 板尾　秀一 ２３期 昭和14・3・9 昭和14・10・13
少佐 　 西村　立身 ２８期 昭和14・10・13 昭和16・10・15
中佐 　 諏訪　与平 ２９期 昭和16・10・15 昭和17・4・10
臨汾憲兵隊長
中佐 　 諏訪　与平 ２９期 昭和17・4・10 昭和17・8・1
中佐 　 小林　耕蔵 ３１期 昭和17・8・1 昭和18・8・26

石門憲兵隊長

昭和１３年８月３１日〜昭和１５年３月９日　石家荘憲兵隊と称する
昭和１８年８月２６日　北京憲兵隊石門分隊に降格
昭和２０年３月１５日　北京憲兵隊石門分隊から昇格

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 平野　豊次 ２５期 昭和13・8・31 昭和15・3・9
石門憲兵隊長
中佐 　 平野　豊次 ２５期 昭和15・3・9 昭和16・10・15
大佐 　 菊池　陽三 ２４期 昭和16・10・15 昭和18・3・1
中佐 　 三好　俊良 ３０期 昭和18・3・1 昭和18・8・26
少佐 　 色川　勝之助 少８期 昭和20・3・15 　

上海憲兵隊長

昭和１２年８月〜昭和１３年１月　上海派遣軍憲兵長

管轄下分隊として滬北・滬東・滬南・滬西・浦東・新市街・水上の各分隊
喜定派遣隊・警乗派遣隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
上海駐在憲兵
大尉 　 間瀬　勘八 ２４期 昭和2・4 昭和4・4・16
大尉 　 横山　憲三 ２５期 昭和4・4・16 昭和6・4・17
大尉 　 重藤　憲文 ２８期 昭和6・5 昭和8・8
大尉 　 河村　愛三 ３０期 昭和7・5・6 昭和10・6・4
少佐 　 町口　琢 ２９期 昭和8・8・1 昭和9・6
大尉 　 塚本　誠 ３６期 昭和10・4・15 昭和12・8
上海派遣軍憲兵長
中佐 　 五十嵐　翠 ２４期 昭和12・8 昭和13・1・6
上海憲兵隊長
中佐 　 五十嵐　翠 ２４期 昭和13・1・6 昭和13・4・6
中佐 　 菊池　陽三 ２４期 昭和13・4・6 昭和13・7・18
中佐 　 高田　典文 ２８期 昭和13・7・18 昭和13・12・22
中佐 　 金谷　鉱一 ２４期 昭和13・12・22 昭和14・8・1
少将 　 三浦　三郎 ２５期 昭和14・8・1 昭和15・12・2
少将 　 納見　敏郎 ２７期 昭和15・12・2 昭和17・8・1
少将 　 木下　栄市 ２７期 昭和17・8・1 昭和19・11・22
少将 　 四方　諒二 ２９期 昭和19・11・22 昭和20・4・7
少将 兼 四方　諒二 ２９期 昭和20・4・7 昭和20・8・16
大佐 代 山崎　直吉 ３２期 昭和20・8・16 　

南京憲兵隊長

管轄下分隊として南京・蕪湖・鎮江・浦江・淮南・安慶・蛙準・下関の各分隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 小山　弥 ２１期 昭和12・12・9 昭和13・7・5
中佐 　 美座　時成 ２８期 昭和13・7・5 昭和13・12・20
中佐 　 高地　茂都 ２７期 昭和13・12・20 昭和14・8・1
大佐 　 金谷　鉱一 ２４期 昭和14・8・1 昭和15・12・2
大佐 　 森　健太郎 ２５期 昭和15・12・2 昭和17・8・1
大佐 　 富田　直澄 ２６期 昭和17・8・1 昭和18・3・1
大佐 　 稲垣　弘毅 ２６期 昭和18・3・1 　

蘇州憲兵隊長

管轄下分隊として蘇州・無錫・常州・常熟・宜興・崑山の各分隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 田原　靖蔵 ２５期 昭和13・1・6 昭和14・8・1
中佐 　 瀬川　寛 ２９期 昭和14・8・1 昭和16・4・5
少佐 　 林　耕三 ３２期 昭和16・4・5 昭和16
中佐 　 植木　鎮夫 ２１期 昭和16・9・16 昭和18・1・13
中佐 　 岡本　政信 ３０期 昭和18・1・13 昭和19・3・1
中佐 　 田中　之男 ３４期 昭和19・3・1 昭和20・3・9
大佐 　 久住　健三郎 ２７期 昭和20・3・17 　

蘇北憲兵隊長・泰県憲兵隊長

昭和１６年６月　泰県憲兵隊
昭和１８年８月　蘇北憲兵隊と改称

管轄下分隊として泰県・揚州・高郵・南通の各分隊
如皇派遣隊・東台派遣隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 岩崎　太郎 ３１期 昭和16・6 不詳
少佐 　 林　耕三 ３２期 不詳 昭和17・5
中佐 　 田中　之男 ３４期 昭和17・8・1 昭和18・8
蘇北憲兵隊長
中佐 　 田中　之男 ３４期 昭和18・8 昭和19・3・1
中佐 　 高井　武夫 ３１期 昭和19・3・1 昭和20・4・20
中佐 　 小笠原　義一 ３２期 昭和20・4・20 　

漢口憲兵隊長

昭和２０年７月２６日　第６方面軍憲兵隊に改編されるも完成前に終戦
 管轄下分隊として漢口・武昌・応城・盧山・漢陽・信陽・感寧の各分隊
丘州派遣隊・当陽派遣隊・沙市派遣隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 五十嵐　翠 ２４期 昭和13・10 昭和14・3・1
大佐 　 美座　時成 ２８期 昭和14・3・1 昭和16・3・1
中佐 　 岸　銀二郎 ２８期 昭和16・4・1 昭和16・10・15
大佐 　 富田　直澄 ２６期 昭和16・10・15 昭和17・8・1
中佐 　 膳　英雄 ２８期 昭和17・8・1 昭和18・8・2
大佐 　 加藤　圭二 ２６期 昭和18・8・2 昭和19・5・14
大佐 　 福本　亀治 ２９期 昭和19・5・14 　

九江憲兵隊長

管轄下分隊として九江・南昌・石灰窟の各分隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 原　松一 ２６期 昭和13・12・22 昭和15・8・1
少佐 　 前田　直美 ２９期 昭和15・8・1 昭和17・8・1
中佐 　 高井　武夫 ３１期 昭和17・8・1 昭和19・3・1
中佐 　 菅井　豊文 ３５期 昭和19・3・1 　

杭州憲兵隊長

管轄下分隊として杭州・嘉興・寧波・湖州・金華の各分隊
松江派遣隊・温州派遣隊・福州派遣隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
少佐 　 若松　茂平 １９期 昭和13・1・6 昭和13・5
少佐 　 神谷　能弘 ２８期 昭和13・5 昭和13・9
少佐 　 岸　銀二郎 ２８期 昭和13・9 昭和15・9
中佐 　 坂元　正 ２７期 昭和15・9 昭和17・8・1
中佐 　 岡本　政信 ３０期 昭和17・8・1 昭和18・1・13
少佐 　 中村　正次 ３３期 昭和18・1・13 昭和19・6・10
大佐 　 加藤　圭二 ２６期 昭和19・6・10 　

徐州憲兵隊長

昭和１７年４月２７日　北支那派遣憲兵隊から中支那派遣憲兵隊に管轄変更

管轄下分隊として徐州・海州・宿県の各分隊と准蔭派遣隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 小沢　重義 ２５期 昭和13・8 昭和14・3・9
中佐 　 森木　五郎 ２５期 昭和14・3・14 昭和15・8・1
中佐 　 田中　俊士 ２７期 昭和15・8・1 昭和16・8・1
少佐 　 加藤　清一 ３２期 昭和16・8・1 昭和18・8・2
大佐 　 膳　英雄 ２８期 昭和18・8・2 　

第６方面軍憲兵隊甲憲兵隊長

昭和１９年４月１１日に第６方面軍管轄下として編成

管轄下分隊として長沙・衡陽・彬県・宝慶・零陵・湘潭・株州・来陽の各分隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 北川　三郎 　 昭和19・4・11 　

第６方面軍憲兵隊乙憲兵隊長

昭和１９年４月１１日に第６方面軍管轄下として編成
昭和２０年１１月ころに第１１軍憲兵隊と改称し復員業務

管轄下分隊として桂林・柳州・宜山・遷山の各分隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 中村　正次 　 昭和19・4・11 昭和20・10・4

香港憲兵隊長

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 野間　賢之助 ２８期 昭和17・2・10 昭和19・6・26
中佐 　 金沢　朝雄 ３５期 昭和19・6・26 　

南方軍第１憲兵隊長

昭和１７年８月に第１１野戦憲兵隊が 南方軍管轄下として改編改称
仏印に配属され本部はサイゴン、別名・仏印憲兵隊

管轄下分隊としてフーラチョン分隊・ハノイ分隊・ハイフォン分隊
ビン分隊・ソーラン分隊・ナトラン分隊・プノンペン分隊・ショロン分隊等

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
大佐 　 上砂　勝七 ２５期 昭和17・8・1 昭和18・8・1
大佐 　 春日　馨 ２９期 昭和18・8・1 　

南方軍第２憲兵隊長

昭和１８年３月に 南方軍管轄下として編成
タイに配属され本部はバンコク、別名・タイ国憲兵隊

管轄下分隊としてランバン分隊・チュンポン分隊・バンコク分隊
チェンマイ分隊・ドムアン分駐所・シンゴラ分駐所等

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
大佐 　 林　　清 ２７期 昭和18・8・1 昭和19・6・12
大佐 　 徳田　豊 ３０期 昭和19・6・12 　

南方軍第３憲兵隊長・第２９軍憲兵隊長

昭和１８年３月に 南方軍管轄下として編成
昭和２０年１月２４日に第２９軍管轄下として第２９軍憲兵隊と改称
マレーに配属され本部はベラ州方面、別名はマレー憲兵隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
大佐 　 児島　正範 ２６期 昭和18・4・15 昭和20・1・24
第２９軍憲兵隊長
大佐 　 児島　正範 ２６期 昭和20・1・24 　

第１ 野戦憲兵隊司令官

昭和１６年８月７日に第８方面軍管轄下として編成
昭和１６年１１月１８日にフィリピンへ移動
昭和１７年１月２３日に解隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
少将 　 大野　広一 ２６期 昭和16・8・7 昭和17・1・23

第２野戦憲兵隊司令官

昭和１６年８月３日に南方軍管轄下として編成
昭和１７年２月２０日にシンガポールに上陸
昭和１７年３月ころに解隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
少将 　 梶　栄次郎 ２１期 昭和16・8・3 昭和17・3

第１野戦憲兵隊長・第１４軍憲兵隊長

第１４方面軍憲兵隊司令官

昭和１６年８月７日に第８方面軍管轄下として編成
昭和１６年１１月以降に第１４軍管轄下として第１４軍憲兵隊に改編
昭和１９年７月２８日に第１４方面軍憲兵隊司令官に昇格改称
ルソン分隊・ビザヤ分隊・ミンダナオ分隊が憲兵隊に昇格

本部はルソン島フォートサンチャゴ、別名・比島憲兵隊

管轄下部隊としてルソン憲兵隊・ビザヤ憲兵隊・ミンダナオ憲兵隊
ルソン憲兵隊の分隊としてマニラ南分隊・マニラ北分隊・マニラ西分隊
マニラ水上分隊・ｻﾝﾌｪﾙﾅﾝﾄﾞ分隊・ﾀﾙﾗｯｸ分隊・ﾀﾞｸﾞﾊﾞﾝ分隊・ｲﾊﾞ分隊
ﾊﾞｷﾞｵ分隊・北ｻﾝﾌｪﾙﾅﾝﾄﾞ分隊・ﾋﾞｶﾞﾝ分隊・ﾗｵｱｸﾞ分隊・ｱﾊﾟﾘ分隊
ｶﾊﾞﾅｯｱﾝ分隊・ﾂｹﾞｶﾞﾗｵ分隊・ﾊﾞﾖﾝﾎﾞﾝ分隊・ｷｬﾋﾞﾃ分隊・ﾘﾊﾞ分隊
ｻﾝﾊﾟﾌﾞﾛ分隊・ﾙｾﾅ分隊・ｶﾗﾊﾞﾝ分隊・ﾚｶﾞｽﾋﾟｰ分隊・ﾅｶﾞ分隊
ビザヤ憲兵隊の分隊としてｾﾌﾞ分隊・ｲﾛｲﾛ分隊・ﾊﾞｺﾞﾛﾄﾞ分隊・ｶﾊﾟｽ分隊
ﾀｸﾛﾊﾞﾝ分隊・ﾊﾟﾗﾜﾝ分隊・ﾄﾞﾏｹﾞｲﾃ分隊・ﾀｸﾋﾞﾗﾗﾝ分隊・ｶﾀﾊﾟﾛｶﾞﾝ分隊
ミンダナオ憲兵隊の分隊としてﾀﾞﾊﾞｵ分隊・ｺﾀﾊﾞﾄ分隊・ｻﾞﾝﾎﾞｱﾝｶﾞ分隊
ｶｶﾞﾔﾝ分隊・ｽﾘｶﾞｵ分隊・ﾌﾞﾂｱﾝ分隊・ﾊﾞﾄﾊﾞﾄ分隊・ﾀﾞﾝｻﾗﾝ分隊
ﾐﾝﾀﾞﾝｶ分隊・ミサミス分隊・マライバライ分隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 太田　清一 ３１期 昭和16・7 昭和17・9・30
大佐 　 長浜　彰 ２９期 昭和17・9・30 昭和19・7・28
第１４方面軍憲兵隊司令官
大佐 　 長浜　彰 ２９期 昭和19・7・28 昭和20・2・1
少将 　 増岡　賢七 ２３期 昭和20・2・1 　

第２ 野戦憲兵隊長・第２５軍憲兵隊長

昭和１６年８月３日に第２５軍管轄下として編成
昭和１７年８月１日に第２５軍憲兵隊と改称

本部はシンガポール
昭和１８年４月にスマトラ島ブキチンギに移動、別名はスマトラ憲兵隊

管轄下分隊として昭南西分隊・昭南東分隊・ジョホール分隊・イポー分隊
クアラルンプール分隊・ペナン分隊・コタバル分隊・メダン分隊
クアラリビス分隊・コタラジヤ分隊・パレンバン分隊・ブキチンギ分隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 大石　正幸 ３０期 昭和16・7・28 昭和17・8・1
第２５軍憲兵隊長
中佐 　 大石　正幸 ３０期 昭和17・8・1 昭和18・3・1
大佐 　 平野　豊次 ２５期 昭和18・3・1 　

第３ 野戦憲兵隊長・第１６軍憲兵隊長

昭和１６年７月１６日に関東憲兵隊教習隊として編成
昭和１７年１月２２日に第１６軍管轄下に改編
昭和１７年４月　第１６軍憲兵隊と改称

本部はバタビア、別名・ジャワ憲兵隊

管轄下分隊（ｶｯｺ内は分隊下分遣隊）としてバタビア分隊(ﾀﾝｼﾞｮﾝﾌﾟﾘｵﾌ分遣隊)
セラン分隊・ﾎﾞｺﾞｰﾙ分隊(ｽｶﾌﾞﾐ分遣隊)・ﾊﾞﾝﾄﾞﾝ分隊(ﾀｼｸﾗﾏﾔ分遣隊)
ﾃﾚﾎﾞﾝ分隊(ﾃｶﾞｰﾙ分遣隊)・ソロ分隊(ﾏﾃﾞﾗﾝ分遣隊)・ﾌﾟﾙｵｹﾙﾄ分隊(ﾃﾗﾁｬｯﾌﾟ分遣隊)
ｼﾞｮｸﾞｼﾞｬｶﾙﾀ分隊(ﾏｹﾞﾗﾝ分遣隊)・ｽﾏﾗﾝ分隊(ﾍﾟｶﾛﾝｶﾞﾝ分遣隊)・ﾏﾗﾝ分隊
ｽﾗﾊﾞﾔ分隊(埠頭分遣隊・ﾎﾞｼﾞｮﾈｺﾞﾛ分遣隊・ｹﾃﾞﾘ分遣隊・ﾌﾟﾛﾎﾟﾘﾝｺﾞ分遣隊
ﾊﾞﾆｭﾜﾝｷﾞ分遣隊・ﾏﾃﾞｳﾝ分遣隊・ｼﾞｮｸｼﾞｬ分遣隊)・ｼﾞｮﾝﾍﾞﾙ分隊・ｽﾗｶﾙﾀ分隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 久住　健三郎 ２７期 昭和16・8・2 昭和17・4
第１６軍憲兵隊長
中佐 　 久住　健三郎 ２７期 昭和17・4 昭和17・6・17
中佐 　 岡　清三郎 ２８期 昭和17・8・1 昭和19・8・1
大佐 　 西田　象三 ２８期 昭和19・8・1 　

第４ 野戦憲兵隊長・第１５軍憲兵隊長

ビルマ方面軍憲兵隊司令官

昭和１６年１月５日にサイゴンで編成
昭和１７年１月１５日に第１５軍管轄下に改編
昭和１８年７月１５日に第１５軍憲兵隊と改称
昭和１８年８月１日にビルマ方面軍憲兵隊司令部に昇格改称

本部はサイゴン、昭和１７年以降ラングーン等のビルマ方面に移動

管轄下分隊としてインパール配属憲兵隊・ミートキーナ分遣隊
タンカップ分遣隊・モガウン分遣隊・ロイレム分遣隊等

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
大佐 　 林　　清 ２７期 昭和16・11・6 昭和17・8・1
大佐 　 増岡　賢七 ２３期 昭和17・8・1 昭和18・7・15
第１５軍憲兵隊長
少将 　 増岡　賢七 ２３期 昭和18・7・15 昭和18・8・1
ビルマ方面軍憲兵隊司令官
少将 　 増岡　賢七 ２３期 昭和18・8・1 昭和19・4・12
大佐 　 久米　真多男 ２９期 昭和19・4・12 　

第５ 野戦憲兵隊長

昭和１８年１月４日に第１９軍管轄下として編成
昭和１９年初頭に第２軍管轄下に改編

本部はアンボン、昭和１９年からセラム島ピルに移動

管轄下分隊として第１分隊(クーパン)・第２分隊(ハポ)・第３分隊(アンボン)
ソエ分遣隊・デリー分遣隊・ラウテン分遣隊・アタンプア分駐所・アル諸島分遣隊
タンニバル分遣隊・ケイ諸島分遣隊・サパロア分遣隊・ハルク分遣隊
セラム島分隊・同島ピル分遣隊・同島ワル分遣隊・ブル島分隊・フロレス分隊
　

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 中村　通則 ３３期 昭和18・1・13 　

第６ 野戦憲兵隊長

昭和１８年１月４日に編成
昭和１８年３月２２日に第８方面軍管轄下に改編

本部はラバウル、別名は南海憲兵隊

管轄下部隊として第１７軍憲兵隊・ラバウル分隊・ココポ分隊・ウナリマ分隊
ツルブ分隊・スンゲン分隊・ニューアイルランド島分隊・同島レママット分遣隊
同島サモ分遣隊・同島セントジョージ分遣隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 菊池　覚 ２６期 昭和18・1・13 　

第８ 野戦憲兵隊長

昭和１８年１１月５日に関東軍管轄下として編成
昭和１８年１２月１日に第２方面軍管轄下に改編

本部はハルマヘラ島ワシレ

管轄下分隊としてテルナテ地区隊・ブリ地区隊・モロタイ地区隊・ガレラ地区隊
バチヤ地区隊・アクラモ地区隊・ワラレ地区隊・ウエダ地区隊・トベロ地区隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
大佐 　 阿部　起吉 ３１期 昭和18・11・11 昭和20・10
中佐 　 平野　幸治 ３８期 昭和20・10・31 　

第１０ 野戦憲兵隊長

昭和１８年１１月に第２軍管轄下として編成

本部は西部ニューギニアのソロンのちカイウエ

管轄下分隊としてカプルブール分遣隊・パテピー分遣隊・第１分隊(パボ)
第２分隊(コカス)・モナム分遣隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 谷口　春二 ３３期 昭和18・11・11 　

第１１ 野戦憲兵隊長

昭和１６年１１月に編成
昭和１７年８月に南方軍管轄下の南方軍第１憲兵隊に改編

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
大佐 　 上砂　勝七 ２５期 昭和16・11 昭和17・8・1

ボルネオ守備軍憲兵隊長・第３７軍憲兵隊長

昭和１７年６月にボルネオ守備軍管轄下として編成
昭和１９年９月２２日に第３７軍憲兵隊に改編改称

本部はボルネオ島クチン、別名・ボルネオ憲兵隊

管轄下分隊としてミリ分隊・サンダカン分隊・アピ分隊・シブ分隊
タワオ分隊・ブルネイ分隊・クチン分隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
少佐 　 山田　寿一 ３９期 昭和17・4 昭和18・8
少佐 　 柳生　香 ４４期 昭和18・8 昭和19・9
第３７軍憲兵隊長
大佐 　 町口　琢 ２９期 昭和19・9・22 　

　

第１７軍憲兵隊長

昭和１７年５月１８日に第１７軍管轄下として編成
昭和１８年５月に第６野戦憲兵隊管轄下に改編

ガダルカナル島憲兵隊

管轄下分隊としてエレベンタ分隊・キエタ分隊・タリナ分隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
中佐 　 江草　只雄 　 昭和17・5・18 昭和18・6・2
少佐 　 伊藤　太一 　 昭和18・10 　

第１８軍憲兵隊長

昭和１８年３月１０日に第６野戦憲兵隊から派遣される
昭和１８年４月１９日に第１８軍管轄下として編成

本部はニューギニアのマダン

管轄下分隊としてマダン分隊・ウエワク分隊・ホーランジア分隊
アレキシス分駐所・ハンサ分駐所・機動隊

階級 兼 氏名 陸士 純粋就任 純粋辞任
少佐 　 中原　時雄 　 昭和18・4・19 昭和19・2
中佐 　 林　耕三 ３２期 昭和19・2 昭和19・3・21
少佐 　 中原　時雄 　 昭和19・4